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ふくしまファン

株式会社みずほフィナンシャルグループ

土井 隆典 さん

Profile

滋賀県出身。平成15年にみずほフィナンシャルグループに入社後、国内の支店での営業担当を経て、現在はCSR(Corporate Social Responsibility)担当。

【特別インタビュー】

福島に来て頂くようになったきっかけを教えてください。

土井さん:みずほFGの震災復興支援として、いわき市の海岸防災林を再生する「<みずほ>の森プロジェクト」を2013年からはじめました。毎回、100人を超える社員が参加し、いわき市や福島県など地元の皆さんのご協力のもと、清掃や植樹などを行っています。私自身は一番最初の企画段階から関わっています。

来る前後で福島の印象に変化はありましたか?

土井さん:私も、震災後に福島県の沿岸部に来たのははじめてでした。プロジェクト当初は、まだ放射線の影響などについて報道も多かった時期でもあり、首都圏の一人間として、「まだ生活するのが難しい地域」という認識だったので、果たしてどれくらい社員の手が上がるのか迷いもありました。しかし、実際は予想を上回る150人以上が参加してくれて、「復興のために何かしたい」という多くの社員の気持ちの現れの結果なのではないかと思っています。

多くの社員の皆さんが参加してくれるのは
社風の影響もあるのでしょうか?

土井さん:これだけの人数の社員が関わり、一当事者として自分達の手で作るプロジェクトは過去にも例がなく反対意見もありましたが、「形に残るものをやらなければ!」という社内の雰囲気があったのだと思います。

参加した皆さんの反応や
プロジェクトを重ねてみての感想は?

土井さん:まずは、「こういう地域が本当にあるんだ」という、被災地に立った実感、さらには、普通の産業や生活がそこにあるのを実際に見て自分の誤った先入観に気づいた、という意見も多く聞きました。はじめの頃は「復興支援」の意識が強かった参加者も、今は単純に「企業の一社員として社会貢献活動をしたい、それがたまたま福島」という割合が増えてきているように感じます。被災地に対する誤った先入観が薄れてきているのは良いことですが、運営側として、あらためて「復興支援」の意識を持たせるべきではないのか? というのが、5年経って変わってきた部分です。
さらに、今後につなげていくものとして、昨年、帰還困難区域を含む地域で少人数のモニターツアーを実施しました。今は復興の〝光〟の部分が注目されがちですが、こういった未だに人が住めない地域があることなど〝影〟の部分を伝えていくことも大切だと感じました。

企業として福島や復興に
関わっていく意義を教えてください。

土井さん:金融グループとして、寄付やボランティアなど狭い意味での社会貢献活動は今後も続けていきますが、時間やコストなど、持続可能性という意味で言うと限界があります。それが我々の企業の成長にもつながるようなビジネスの延長としてできれば、長く続けていくことが可能です。そこが今後の課題でしょう。我々のビジネスで福島県で何か役に立てないか?というものが増えていけば、こういった活動は強制的にやらなくとも自然に続いていくものと感じています。
あとは、「福島のため社会のために何かやっているんだ」という、社員のモチベーションの意味でも福島で活動することは非常に重要なことだと考えています。

みずほフィナンシャルグループ https://www.mizuho-fg.co.jp/